特別支援学級の担任をすることでの最大のメリット。
それは、視野が広がることです。
今の御時世、通常学級の先生であったとしても、特別な支援が必要な子に対応する力がない先生は学級崩壊する可能性が高いです。
ベテランや体育主任や研究主任などをやった力のあると言われている先生も例外ではありません。
支援が必要な子が増えているので、その子への対応を間違えるとクラスが崩壊する危険性があります。
なので一度支援学級をやって知っておくべきです。
そうすれば、通常学級をやる時の引き出しが増えます。
それが最大のメリットです。
できることなら全員が支援学級をやった方がいいです。
支援学級は学年が一緒だとしても、アプローチの仕方が違います。
例えば、2年生の国語を2人の子に教える時にやり方が2通りになります。
通常学級は1通りのやり方を全員に教えます。
通常学級でそこまで全員に合わせるのは難しいかもしれません。
でも、支援学級を体験すると、同じことをやっていても、子どもの属性に対してヒントの出し方などを工夫してみようという考えが浮かびます。
その子に優しい指導ができます。
あとは、もしも、自分が上に行きたい。
校長先生になりたい。
そういう人にもオススメです。
校長先生になった時に、自分がやったことないことを言うのは口だけになってしまいます。
でも、支援学級をやったことがあれば、その経験を伝えることができます。
管理職にならない人には意味がないかというとそうでもありません。
自分が30代・40代のミドルリーダーになった時に役立ちます。
学校を引っ張っていく模範になった時に、支援学級の担任をしたことがある経験は大きなメリットになります。
若い子にクラスにいる支援が必要な子のことで困っているという相談をされた時に、的確なアドバイスをできる様になります。
信頼度があがります。
支援学級の担任になってしまったら戸惑う気持ちもあるかもしれません。
苦労も多いと思います。
でも、こういったメリットもあります。
がんばってみる価値は、絶対にあります。
特別支援学級の先生をやる上でのデメリット4つ