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特別支援学級の授業参観・保護者会のポイント3つ(3学期編)【情緒学級担任ブログ】

 
3学期の授業参観、保護者会が先日終わりました。
皆さんの学校ではいかがでしょうか?  
 
3学期の授業参観と保護者会のポイントを今日はお話しします。
 
 
3つあります。
 
 
1つ目「子供の成長がわかる授業や資料を準備する」
  
3学期の授業参観は1年間のまとめです。なので、担任としてどのような力をつけてきたのか?子供たちがどのように成長したのか? 
  
それが保護者にわかるととてもいいと思います。
 
  
例えば、授業で音読を頑張ってきたのであれば、子供たちが音読する姿、短い詩などを暗唱する姿・発表する様子を見せるといいです。
  
落ち着きのなかった子が集中力が高まった!
そういったところを見せたいと思うのであれば、 子供が集中して取り組んでいる活動様子などを見せるのもいいと思います。
 
 
また、ソーシャルスキルトレーニング(様々なものを試して、子供たちができないことが少しでもできるようになった)

その事実があるのであれば、そういった授業も準備してもいいかもしれません。
 
 
また、保護者会では、子供たちの成長がわかる資料、例えば写真や動画など。
 
または子どもたちの作品など、具体的なものを用意することで、保護者の皆さんにお子さんの成長を感じてもらうことができると思います。
  
  
ポイントの2つ目、中長期的な目標を保護者と共有する
 
まず、低学年の子どもたちを担任している場合は、高学年に向けてのことを伝えるといいです。 
 
この小学校では、高学年の子たちがどのような活動をしているのか?
リーダーとしてどんな活躍をしているのか? 
 
そういったところを保護者に紹介します。
 
そうすると、ご自身のお子さんがどういったところを目指していくのかが分かってもらえます。
 
 
高学年の児童であるならば、中学校または高校受験に向けて話をするといいです。  
 
近隣の中学校では支援学級がどのようなシステムで学習を行っているのか? 

または高校受験、入試の情報などをお伝えします。
 
 
支援が必要な子たちを受け入れてくれる学校にはどのようなものがあって、どのような試験内容なのか? 
 
そういったところを調べて、保護者と情報を共有してみるのもオススメです。
  
  
ポイントの3つ目は、交流先の担任とつなぐということです
  
交流先も同じ時期に授業参観、保護者会を行っていると思います。
  
なので、交流先で授業参観を子供が行うようであれば、それを見に行ったりします。 

または交流先の保護者会に出ていただくということも勧めてみるといいかもしれません。
  
支援学級とはまた違った姿を見ることができるはずです。
 
 
また保護者会に参加する場合は、交流先の担任の先生と直接お話を直接話をする機会を設けてみるのも1つの手です。
 
交流先の担任の先生から話を聞くことで、保護者の方も子供の様子が分かって安心することができると思います。 
  
  
復習します。
 
3学期の授業参観保護者会のポイントは、 
 
1つ目、子供の成長がわかる授業や資料を用意する。
2つ目、中・長期的な目標を保護者と共有する。 
3つ目、交流先の担任とつなぐ。
 
この3つを意識されるといいかと思います。以上です。