給特法を改正すること以前に、教員の仕事を減らさない限りはどうしようもありません。
給特法は、
教員の給料を上げる
残業代を出す
4%を引き上げる
こういった案があるけど、僕らの仕事が変わらなければ先生が忙しいのは変わらない。
忙しいことによって残業代が増えれば、お金はどこから出すのかという問題が出てきます。
給特法で4%引き上げたとしても仕事の量に見合った給料はもらえません。
文部科学省のパンフレットやチラシでは、いろんなことをやっていくということが書かれています。
インクルーシブ教育だったり、地域と密着して教育していくということだったり、
すごいたくさん20個くらいのことを書いています。
でも、それを全部やるのは現場です。
何も現場のことを知らない人が、あれこれやるやるといった結果、学校がパンクしていましす。
その現状を知って欲しいです。
なので、給特法が改善されたとしても教員の忙しさは変わりません。
仕事が多すぎます。
文部科学省の人たちはそこを把握していません。
それが根本的な問題です。
おそらく給特法の改善は、一番お金がかからないものが選ばれると思います。
そうなってくると、結局は先生という仕事は、魅力ある仕事だと思ってもらえません。
採用希望者が増えません。
教師がやりたくてがんばりたいという人よりも、とりあえずなっておこうという人が現場に入ってきます。
優秀な人材を確保できなくなります。
給特法を改正するということよりも問題なことがあります。
そこを改善することに目を向けて欲しいです。
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