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小学校教員をしているけどやりがいを感じられず不幸だと感じている人へ伝えたいこと

  
教員として何かを成し遂げられないとしてもそれが不幸につながるとは思いません
 
ほとんどの人が何かを成し遂げられないと思います。
何かを成し遂げてくれる人が成し遂げてくれればいいと考えています。

東日本大震災の時に思いました。

僕の県は津波の被害が合った場所があったのでボランティアに行きました。

微力だけど、土砂が入っていたところの土を取り除くことをやりました。
 
その時に、ニュースでジャニーズが億単位のお金を寄付していました。

それを見た時に、
被災者の人に何かをしたいという気持ちがあって足を向けてボランティアに行ったけど、自分は土をどけただけ。
ジャニーズはボーンと大金を寄付することをしていました。

僕は絶対にそんなことはできません。
 
 
自分にできることには限りがあります。
それをできる人がやればいいと思いました。

大金を稼いでいる人が大金を寄付する。
 
 
教員として大きなことを成し遂げるのはやれる立場の人がやればいいです。
そういった志がある人がやればいいです。

必ずしもみんながやればいいことではありません。
何かを成し遂げることができないとしても、不幸につながることではないです。
 
 
でも、1人の声は大事です。

今は全国学力学習状況調査を子供たちが受けているけど、それが将来のためになるのか?って思います。

僕は、そこに声をあげた方がいいと思っています。

その調査は、将来の自分の子どもたちに必要かと思って肯定的かと思っていたけど、
最近はあまりにも教科書からかけ離れています。

教科書以外の対策も取らないといけないです。

果たしてそれは自分の仕事を圧迫することになるのではないか?
子どもにプレッシャーもかかってしまいます。
 
 
大学の教授が講師で来ていた時にも、その疑問を投げかけました。
歯切りのいい答えは返ってきません。
 
とにかく現場で工夫して欲しいと言われました。
工夫ってどうやってやればいいんでしょうか?
 
教科書の内容を変えて欲しい
学習の時間を減らして全国学力学習状況調査用の勉強をする時間を増やして欲しいです。

だから、大きなことって僕らひとりひとりは小さいから成し遂げることができないけど、
何とかしたいと思ったら小さな声が上がることもとても大事だと思います。
 
ツイッターで発信でもいいし、職場で意見するのでもいいから
そういったことから始めるのもいいです。
 
身近なところからやっていけばいいと思います。