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小学校の給食指導「好き嫌いしてもいい・完食の全体責任はやめた方がいい」

 
給食の完食の全体責任はやめた方がいいと思います。

全体責任って、保護者はすごく嫌いですね。

「うちの子悪くないじゃんって」いうもっともな理由で批判されます。
なので、やめた方がいいと思います。
 
 
給食を残さないで全部食べさせる。
しかも、給食の時間外も使って食べさせる。
 
それは今だと体罰に当たってしまうので、単純にやめた方がいいです。
  
そうなってくると、逆に時間内に無理やり食べさせるとか、そういう先生も出てくると思います。

でも、それは味覚・食の好みなどそういった感覚的な部分を強要することになります。
だから、良くないと考えます。

今はLGBTQとか言われています。

男は絶対に女の子しか好きになっちゃいけないとか、
睡眠時間は絶対に何時間以上寝なければいけないとか、
そう言ったことを押し付けるのっておかしいと思います。
 
それと一緒で、給食の好き嫌いを押し付けるのは良くないです。
 
 
あと、言ってしまえば、給食のすべてがすべて美味しいとも思えません。

栄養士さんや関わってくださってる人に申し訳ないです。
言いにくいことではありますが、それが事実です。
 
それを残さず食べなさいっていうのは、味覚が完成されている大人のエゴだと思います。
 
 
発達に凸凹があるお子さんや感覚過敏・知覚過敏の子もいます。

それは自分にないものです。
その子の気持ちを分かってあげることができません。

 
理解してあげることはできないし、同じ感覚を共有することもできません。
でも、食べなくてもいいと思います。

 
あと、完食を目標にしているクラスもあります。
それには否定的です。
 
早く食べ終わった子たちが、残り少ない給食残っちゃってる子たちに、
もうちょっとだから頑張れみたいな、応援させるっていうのも、時々聞きます。  
 
それは美談になりがちです。
クラスが、一体になっている様に見えます。
 
 
でも、全員リレーとかで、遅い友達を馬鹿にしたりせずに、
頑張れ頑張れって応援してるのとは、ちょっと違うような気もします。
  
 
給食を残してしまう子は自分のせいで目標が達成できないと思ってしまいます。
劣等感を抱いてしまいます。  
 
 
勉強もそうですが、その子ができないとか、苦手な食べ物があるとか、それはしょうがないことです。
 
そんなことは自分自身100も承知だし、多分周りの子たちも知っています。
それをわざわざ目立たせる必要はないです。
そっとしといてあげましょう。
 
その方がクラス経営としては、上下というか差別というか、
そういったのを産まないクラスになるんじゃないかなと思います。