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小学校教員は忙しすぎるから『忙しい』は『ありがたい』ことと考えられない

 
千葉県内の公立小中高校などの新採用教員向けの冊子の一部に、
長時間労働など職場の「ブラック環境」を肯定・助長するような記述がありました。 
 
改訂版を出すことになったそうです。
そこにはこう書かれていました。
  
「『忙しい』は『ありがたい』ことと考えましょう。自分が成長するチャンスです」 
「心がけたい言葉は『私にやらせてください』」 
  
これについて僕が思うことを書いていきます。 
   
  
こういったことは、職場で若い先生に近いちょっと上の先輩が新任の教師に言うのならまだ分かります。
一緒にがんばっていこうというイメージになります。
 
でも、10才以上年上の先輩や、管理職の先生が言うのはちょっと違和感があります。
 
「忙しいことはいいことだ」
「仕事はできる人に回ってくる。」
そういったことを言われたこともあります。

時代錯誤の考え方の人がまだまだたくさんいます。
それも課題です。

自営業みたいに、やった分だけ給料に返ってくるならいいとは思います。
 
あとは、やりたい人はやればいいです。
強制する必要はありません。
 
僕は学級通信を出しています。30分くらいかかるけど、やりたいからやっています。
効果的だからやっているというのもあります。
 
効果的ではないのにやらされるということもたくさんあります。 
今までもやってきたからということで、何も考えずに進んでいることがあります。
 
だから、今回の様に 
『忙しい』は『ありがたい』こと 
と、言うことに違和感がないんだと思います。 
 
でも、こうやって話題になっているのはいいことです。 
 
こういったことをきっかけに教員が忙しすぎて残量をしすぎている問題を解決しようと思う偉い人が増えてくれることを願います。