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新任の教員は勤務時間外の仕事はしない【現役小学校先生のブログ】

 
タイムパフォーマンスを重視する若者は勤務時間外に人情で仕事をすることがありません。
   
 
林間学校とか修学旅行の時に勤務時間外からスタートする準備があります。荷物も多いのでしょうがないです。当日それを手伝って欲しいと僕が若い頃は言われました。そして手伝いに行っていました。 
 
20年くらい前の話しです。今はパワハラになってしまいます。 
  
 
僕は高学年が多かったです。6年生の時に修学旅行をやる場合、5年生の先生が手伝ってくれました。 
 
逆に僕も手伝ったりもしました。 
 
 
自分が低学年で担任した子たちが5、6年で修学旅行に行く時は、担任の先生の力になりたいなっていう気持ちで、勤務時間外とか土日とかに手伝いに行くこともありました。
 
 
でも、今の若者はそういう観点ではない場合が多いです。勤務時間外なので行きません。確かにそれは正しいです。 
 
間違ってはいませんが、残念だけど、そこには人情が入っていません。悲しいです。 
     
 
勤務時間外だから行かないということを主張する新任の先生の意見を聞いた管理職はそれに合わせています。 
 
修学旅行の手伝いにはみんな来ないでくださいと言っています。振り幅が大きいです。

 
確かに60代と20代では話も噛み合わないのかもしれません。
 
ここ最近で、ますます色々ガラリと変わってしまいました。
  
 
でも、指導できるのは管理職だけです。先輩としてのアドバイスはできるけど、指導ができるのは管理職です。 

そんな下の年齢の先生に気をつかっているのが現状です。土日なんで来ちゃダメですという様なことを言っています。とても弱気です。 
  
 
でも、強気に行ってしまうと辞められてしまうので、そうやってご機嫌を伺うしかありません。僕はもっと強気でもいいとは思いますが、現在の教員の少なさを考えるとしょうがない状況です。