情緒学級の子に対して、無理やりみんなと同じことをやらせるのはいけません。
全校朝会などみんなが集まる所が苦手な子を無理やり参加させるとキレてしまう場合があります。
掲示物や友達のものをビリビリに破ったりします。そうやって暴れだして画鋲を投げてしまったり、道具袋のハサミを投げてしまったりします。
いいことがありません。
できないことを無理やりやらせても大変なことが起こるだけです。
もちろんできた方がいいです。
でも、その子ができないことは無理にさせてはいけません。
今はできないだけであって、いつかできる様になるかもしれません。
長い目で見てあげることが大事です。強要するのはよくりません。
そこはフォローしてあげる必要があります。
朝会に参加できないんだったら外から聞いてみる様にします。
5分がんばれるとしたら5分参加させます。
できる範囲からでいいです。
必ずみんなと同じ様にしないといけないというのは辞めます。
そうすることで子供もこちらも気が楽になります。
管理職や他の先生にちゃんと話をして、朝会に連れて行かないという選択肢などを取れる様にしました。
「音が刺激になる子は体に突き刺さる様に感じてしまうので騒いでしまいます。キレてしまいます。そのあと、暴れて画鋲を投げたり掲示物をびりびりに破いたりしていまいます。そういった子もいるので、朝会に参加しないという選択肢も取れる様にさせてください。」
こんな風に説明をして納得してもらう様にしました。
ちゃんと話せば分かってもらえるものです。
そうすることによって、無理やりな強制的なことをやらなくて済む様になります。
これからも、こういった感じで指導はつづけていこうと思います。
全校朝会に参加できない子への指導方法(情緒学級)

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