恐らく、特学なのか?通常なのか?
そういったボーダーラインのお子さんは、
通常級にいても偏見の目で見られる可能性が高いです。
勉強ができないし、分からないことが多い。
集団にいることで不適応をおこして暴れてしまったり、嘘をつくこともある。
トラブルを起こすことも多いから、特学の方がいいのではないかという話になります。
そもそも、子どもからも保護者からも偏見の目で見られています。
むしろ「なんで通常級にいるんだろう?」となっています。
だから、事態は深刻なことが多いです。
そのお子さんが嫌われている可能性もあります。
特学に転籍することで偏見の目で見られるということよりも
今自分の子供は迷惑をかけてしまっていないかとか
もし、迷惑をかけてしまっているのなら方法はないのか?
その子が困っていることはないのか?
そういったことを優先するべきです。
「偏見がどう?」は親のエゴで大事な要素ではないと思います。
特学に行くことで落ち着いて学習をすることができて、友達と関われる様になります。
そういったメリットの方が大きいです。
特学に行くことで偏見の目で見られると思ってしまうのは
今がその子のすべてだと考えているからそういった不安があります。
5年後、10年後、大人になった時に、
親の手元を離れて仕事をしなければいけないとかそういった時に
人とうまく付き合えないとか、
イライラをコントロールできないとか
すぐに仕事を飽きてしまうとか
そういったことの方が困ります。
今が楽しくて、通常級の子とがんばりたいという想いがあるのなら
担任の先生と相談して、考えることもいいとは思います。
その指標のひとつとして、転籍に悩むとしたら発達検査を受けるのも大事です。
全体で話しを聞くのが苦手なんだなとか、
話しを聞いてもすぐ忘れるんだなとか、
そういったことがある場合は、支援級の方が断然いいです。
偏見の目よりも、その子の将来を考えることが大事だと思います。