こんにちは。
とらのすけです。
支援学級の担任になり、職員室内でまず思ったことは
「さみしい…」
ということです。
職員室では、学年または学団(低・中・高学年ごとの集団)でまとまって席が配置されています。
もちろん、打ち合わせしやすいようにです。
そこには所属しない先生方(専科や少人数指導など)ももちろん席があるのですが、打ち合わせすることはあまりありません…。
ですので、必然的に会話量は減ってしまうのです。
でも、学年に関係する話じゃない時には僕も会話に入っていきますし、飲み会にもよく誘ってもらっています。
僕が勤務する学校では、知的・情緒合わせて3学級あります。
担任は、僕を含めて3人です。
小さい学校ということもあってか、職員のコミュニケーションはわりと頻繁に取れていると思っています。
その中で、自分たち支援学級の担任が見下されているようには感じていません。
ただ、そうじゃない現状もあるようです。
それは、「あの先生には、通常学級は無理よね…」みたいに言われてしまう先生の場合です。
通常学級が無理で、支援学級なら大丈夫だというのは、支援学級やそこの子ども達に大変失礼な見方ですよね。
十分な指導力を持ち合わせていない先生は、どのクラスを担任しても子どもに力はつけられません。
ですから、支援学級の担任が見下されているというよりは、同僚から見てもあまりにも指導力がない先生が下に見られちゃうということですかね。
でも、これまでの風潮として、そういった人事が行われていた(現在も行われている!?)ということが問題なのだと思います。
今、特別支援教育は日本の教育の最重要課題の1つです。
そして、全ての先生方が特別支援教育についてはもっとちゃんと学ぶべきです。
そうやって、通常学級でも支援学級でも特別支援教育がスタンダードになれば、指導力が十分ではない先生にも指導法を少しずつ浸透させていけるのでは…と思っています。
せっかく教師になったのだから、子どもに力をつけられる教師でありたいです。
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