保護者とのいい関係を作る様に常日頃から努力をする必要があります。
それをしないと、何かミスをした時にすごい怒られてしまいます。
下手したらモンスターペアレントが現れます。
ここぞとばかりに攻められてしまうかもしれません。
そうならないために気をつけていることを紹介します。
モンスターペアレントを防ぐ・対策方法/特別支援学級担任 体験談ブログ
意見をしっかり言う保護者を味方にする方法
春休みに引き継ぎをする時に、保護者の情報も教えてもらいます。
「このお家の人は学校に不満を持っている」
「クレームをつけてくる」と、前の先生に伝えてもらいます。
こういった情報がないと、どう対策したらいいのか分からないのでちゃんと聞きます。
そうすることで、注意すべき保護者が分かります。
力の入れどころを知ることができます。
意見をしっかりと言ってくれる保護者には、担任の味方になってもらうことが必要です。
そうしないと大変なことになります。
悪いところを指摘されるのはつらいものです。
味方になってもらうためにできることは、子供のいいところを伝えていくことです。
褒めることが重要です。
悪いところは目立ちます。それに伝えないといけなかったりもします。
でも、いいところは見ようとしないと見れない場合もありますし、わざわざ伝える必要性もないのかもしれません。
だからこそ、それを伝えることの効果は大きいです。
あまり保護者も子供のいいところを先生に伝えてもらっていないと思います。
僕は学級通信や家庭訪問で、保護者にいいところを伝えています。
どんな子にもいいところは必ずあります。
いいところを探すために、1人1人をよく見る様になりました。
子供のいいところをちゃんと伝えつづけていると、保護者は担任に対していい印象を持ってくれます。
自分の子供をちゃんと見ているってことも伝わっているんだと思います。
こんな時にこんなことをしてくれました。
こういったところが成長してきました。
そうやって、具体的にちゃんと伝えることが必要です。
そうしないと、伝わるものも伝わりません。
褒めることを得意ではない先生も多いです。
というより、あまり人は人を褒めないのかもしれません。
かなり意識しないと褒める言葉が出てこないです。
実は、怒ったことしか保護者には伝わっていない
普段から子供のことを褒めていたとしても、1回ガツンと叱るとそれで帳消しになってしまいます。
なぜなら、子供は、先生に褒められたことを親御さんに伝えません。
普段褒めるのはいいとは思いますが、それは伝わっていません。
でも、叱られたことは伝えます。
たった1回のことなのにそれはちゃんと親御さんに伝わります。
だから、伝わることはいいことよりも悪いことが多いです。
いいことはまったく伝わっていない可能性もあります。
なので、子供に対して褒めることも重要ですが、直接親御さんに伝えることが必要です。
そうしないとまったく伝わらないことも多いです。
「何でこんなにがんばっているのに効果が出ないんだろう?」ってことは、この事に限らずありえることです。
ちゃんと結果を出せる様に考えて行動しなくてはいけません。
そうしないと、親御さんとの関係はうまくいきません。
自分の時間を無駄にしてしまうことになります。
親御さんに褒めていることぉお伝えるためにはいろんな手段を使っています。
学級通信で伝えたり、電話をしたり、保護者会などでも伝えます。
そうすることで、ちゃんと伝えることが出来て親御さんといい関係を築いていけます。
子どもに対してだけではなくて親御さんにも伝わる様に考えて行動します。
そうすることによって、モンスターペアレントを防ぐことができます。
僕の経験では、モンスターはいきなり現れるのではありません。
徐々に育っていっています。
なので、そうならない様に予防をすることが必要です。
そのためにやっていることが、褒めることです。
最後に。
普段の行動はとても大事です。
それを親御さんも見ています。
しかも、いろんな先生を見ているので、他の先生がやっていないことをすれば、目立ちます。
この先生はこんなにがんばってくれているということを伝えることも可能です。
策略的でもありますが、モンスターペアレントには出会いたくないので、それを予防・対策するためのことは普段からしておきたいです。
目的を果たすためにちゃんと作戦を立てて実行していけば、うまくいくことも多いです。
ただ何も考えずに授業して子供と接していても、気づいたらものすごく居心地が悪くなっているかもしれません。
毎日の教師生活をいいものにするために、何が必要かを考えて、日々少しでもいいから実践する様にしています。
そうするといろんなことがスムーズに行っています。
学校での時間もいいものになっています。
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