こんにちは。
とらのすけです。
僕たち教師は、場面によって服装が変わります。
入学式や卒業式、始業式などの「式典関係」の時には「平服」です。
出張や研修会に参加する時もそうですね。
体育の授業をする時には、もちろんジャージ。
この時期はとても寒いのですが、コートなどを着て授業をするようなことはしません。
子ども達も寒い中、がんばっていますからね。
(そもそも、冬でも半袖・ハーフパンツで体育の授業を受けさせることに違和感を感じます。そんな格好でこの時期に体を動かすスポーツ選手っています?)
あとは、カジュアルすぎない普段着で授業をする方もいます。
服装に関しては、いろいろと意見が割れるところではあります。
僕は、基本的には「普段着」で授業をしています。
もちろん、運動会練習や持久走練習がある時期などは、1日ジャージでいる日もあります。
子ども達の交流の関係で、授業時間がとびとびで体育になる場合もあるので。
それ以外は、基本的には体育が終わったら、時間を見つけて普段着に着替えています。
僕は電車で通勤しているので、着てきた服に着替えます。
なぜそうしているのかというと、明確な根拠はないのですが…。
強いて言えば、おそらく子ども達は、「ジャージ」よりも「普段着」の方が「格が上」だと思っている節があります。
「普段着」の上は、当然「平服」ですね。
スーツを着ていると、大抵子どもに「今日は出張ですか?」なんて聞かれます。
子どもになめられたくないとか、ジャージが悪いとか言っているわけではありません。
ただ、子ども達は圧倒的に「カッコイイ先生」が好きです。
ここで断っておきますが、僕の見た目は別にカッコ良くありません。
お洒落にも自信ありません。
洋服を買う時には、ほぼ毎回店員さんを捕まえ、「この色に合う服はありますか」と聞きます。合わせたい服を直接持ち込むこともあります。
毎日、「明日は何を着ていこう…」と10分くらい悩みます。
それでも、私服にこだわります。
見栄えばかり気にしても良くないのですが、子ども達から一目置かれるのに大切な要素の一つだと思っています。
子どもから一目置かれるというのは、指導者として重要です。
なぜなら、子どもからしたら「何を習ったか」よりも「誰から習ったか」というのも、意欲を向上させる要素の一つだからです。
ちなみに、僕がよく着ているのは、夏場はポロシャツ、冬場は襟付きのシャツにジャケットの組み合わせが多いです。
もちろん、Tシャツやパーカーの日も多いです。
支援学級というと、「毎日、体を動かす時間があるから」とか、「子どもに洋服を汚されるから」とかいう理由で、ジャージを着ていらっしゃる先生が多いようです。
自分も、それは気になります。
ですが、基本的に洋服は汚されてもいいと思って接しています。
それに、体を動かす時や、絵の具や習字の時間は着替えればいいだけですから。
さらに僕は、普段の日もスーツを着ることがあります。
教師が教室でスーツを着るのは、参観日か、研究授業の時か、最初に紹介したように式典の日くらいなんですよね。
明らかに「特別な日」という感じを醸し出すわけです。
ですから、スーツを着ても「特別な日」ではないという意識づけをするために着ています。
冒頭でも書きましたが、服装に関してはいろいろと意見が割れるところです。
「暴れる子がいるので、ネクタイは締められない!!」という人もいると思います。
僕も、キレて名札を壊されたこともあります。
ですから、それぞれの事情に合わせて服装を選ばれるのが良いかと思います。
ただ、いつも同じような服装という先生が、見た目から尊敬されることはないでしょう。
子ども達は、「カッコイイ先生」が大好きですから…。
コメント