特別支援学級は、保護者と一緒に教育を進めていく必要があります。
どこを目指すべきなのかをはっきりさせて、そこに向かって指導をしていきます。
それはこちらが勝手に決めるのではなくて、保護者の願いを聞くことが大事です。
それを叶えるために指導をします。
ダメだったら話し合って修正を加えることも必要です。
特別支援学級、個別の支援計画・指導計画を作る時は保護者の願いを聞くことが大事
2つの計画書
特別な支援を受けているお子さんには、2つの計画書を作らないといけません。
・個別の支援計画
・個別の指導計画
この2つです。
そこに保護者の願いという欄があります。
年度当初に1人1人の保護者にアンケートみたいな感じで支援学級の要望を聞きます。
「どういった姿を目指しますか?」というのを聞きます。
そうすると、保護者から返ってくるのが以下の様な答えです。
・友達づくりが苦手なので、友達と遊べる様になってほしい
・集団の中で一緒に勉強できる様になってほしい
そういった保護者の願いが出てきます。
保護者の考えを聞くことが大事
保護者ががどんなことを考えているのかを知っておくのは大事です。
自分勝手に目標を決めて、そこを目指すわけにもいきません。
保護者の願いを叶えることを目指すために、学校ではこんなことをがんばりますというのを伝えます。
具体的にやっているということを作りやすいので、保護者の願いは聞いておいた方がいいです。
それを聞くのは、アンケートでも保護者会でもいいです。
そして、1年の最後にどこまで近づけたのかを確認します。
クリアできない場合は、目標を変えるか下げるかを聞きます。
そうやって保護者と一緒に教育を進めていきます。
保護者の願いを聞いておくのは、子供を計画的に指導するのに重要なことです。
支援学級は受け持っている人数が少ないので、保護者の思いにも焦点を当てやすいです。
『おかあさん』って、呼んでもらいたい
保護者の願いがこんな場合もあります。
一度でいいから『おかあさん』って、呼んでもらいたいんです
https://www.meijitosho.co.jp/sp/eduzine/opinion/?id=20110418
こんな願いがあったなんて、言われないと気づくことができませんでした。
この記事には3つのKについても書いてあります。
「協働」「共感」「個別計画」
ちゃんと話をしてお互いを尊重してどうしていくのかを決める必要があります。
お互いが知っている情報を共有しないと、子どもに対して適切な教育ができません。
そのためにも顔を合わせて、話し合いをつづけることが大事なことです。
信頼関係はいきなり築くことは難しいです。
顔を合わせる回数を増やすことも大事なことです。
この記事があったのは、「教育zine」というサイトの中です。
https://www.meijitosho.co.jp/sp/eduzine/
いろんな記事があって、読み応えがあります。
僕は本を読んで勉強していますが、こういったサイトを読むのもいいかもしれません。
1日少しでもいいので、自分の仕事のための勉強をする様にしています。
それをすると、次の日の仕事が少しは楽しみになります。
書いてあったことを実践しようとする様になるからです。
毎日何も変わらず、淡々と仕事をこなすのもいいですが、そうではなくて、1つでもいいので、新しいことを取り入れると新鮮な瞬間ができます。
よく思い出すのが、大学生の時に日雇いバイトをやっていた時のことです。
すごい単純作業をやらされるのですが、最初の1時間くらいは楽しめるものです。
でも、慣れてくると、どんどん面倒になって、最後の方は眠くてしょうがなかったりします。
どんな仕事でも新鮮なうちは楽しくやることができます。
時間もあっという間に過ぎます。
教師の仕事も慣れてくると面倒になってきてしまいます。
これはどんな職業の人も感じていることかもしれません。
そういったことに耐えるのが仕事かもしれませんが、どうせなら楽しくやりたいです。
なので、本を読んだり、セミナーに参加して学んで、それを試す様にしています。
そうすると、新鮮な時間を何度でも過ごせます。
どんどん教師としてのレベルもあがっていくので、スムーズに授業も学級経営もできる様になります。
自分のプライベートな時間を削ってしまいますが、勉強って自分を楽しませるためにもとても大事なことだと思います。
今回いろいろとネットでも調べてみました。
いい記事はたくさんありそうなので、そういったものを読むこともやっていこうと思います。
最後に。
先生の仕事をやる前は、何でも自分で決めて、しっかりとした意志を持って突き進むことが必要だと思っていました。
でも、今は、保護者や子どもの話を聞いて、進むべき道を決めています。
そっちの方がいろんなことがスムーズに進んでいいですね。
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