自分ではちゃんと挨拶をしているつもりでもまったくそれが伝わらないことがあります。
どんなに思っていても表面に出さなくてはダメです。
相手に伝わらないと何の意味もありません。
小学校1年生の保護者に対する印象をよくするには意識する必要があることがあります。
ここでは、それをお伝えします。
小学校1年生の保護者への挨拶の仕方【保育園・幼稚園の先生との比較】
保育園や幼稚園の先生と比べられている
どの保護者も保育園・幼稚園を経由してから小学校に来ます。
これを忘れてはいけません。
保護者は、今まで小学校の先生とはテンションが違う先生を相手にしてきました。
すごく明るい先生達です。
職業柄テンションを高くしている人達です。
「おはよう!!!!!!!!!」
「よく来たね!!!!!!!!」
保育園や幼稚園の先生は、とても元気に挨拶をしています。
これを保護者は経験しています。
でも、小学校に来た瞬間、そんな人がいなくなります。
「おはよう」という挨拶が落ち着いた感じです。
テンションが決して低くはなくても普通なだけで落ち着いた印象を与えてしまいます。
この落差があることは知っておいた方がいいです。
「この先生大丈夫?」
就学時検診が学校と保護者・子どもとの初めての出会いです。
そこでテンションの低い挨拶を受けてしまうと、「この先生大丈夫?」って多くの保護者が思ってしまいます。
第一印象が悪すぎます。
マイナスからプラウに持っていくのは大変です。
保育園や幼稚園の先生と比べられてしまうので、落差が激しいです。
なので、あえて高い声で、子どもに向けてとびきりの笑顔で挨拶をすることが大事です。
笑顔の素敵な先生もいるんだって思ってもらえます。
これはみんなが意識した方がいいことです。子どもの印象にも残ります。
普通に挨拶をしても、保育園や幼稚園の先生と比べられているので、暗い印象を与えてしまいます。
「なんで挨拶をしているのに、伝わらないんだろう?何もしていないのに冷たくされるんだろう?」って思ってしまいます。
他の職業の人と別に見られているとは考えない方がいい
普段も保護者の方と会った時は、いつもよりも明るく話します。
挨拶とは違いますが、自分のクラスではない保護者に対しても、
「暑い中ありがとうございます。」
「雨の中、大変でしたね。」
こう言ったことは伝える様にしています。
ここまで意識しないから学校評価アンケートで、「挨拶がよく出来ていません」「暗い」という評価を受けることが多いです。
もしかしたら、ファミレスやコンビニなど、保護者がよく行くお店の店員さんと比べられているのかもしれません。
そういったお店は、とても元気に笑顔で挨拶をしています。
そうしないと先輩や店長に怒られてしまいます。
先生だから他の職業の人と別に見られているとは考えない方がいいです。
先生をやっていると、お給料をもらっているという感覚が弱くなってしまいます。
そういった感覚はもちろんあったほうがいいです。
そうすると、挨拶の仕方も変わってくるのではないでしょうか?
日々、学べる場所はあります。
こういった挨拶の仕方を意識している先生は少ないので、指摘してくれる人もいません。
だから、自分で改善していくしかありません。
明るく挨拶をしたり、礼儀正しく接していると、次の年とか担任になった時に明るい先生だと思ってもらえます。
プラスからスタートすることができます。
日々そういった良い積み重ねをしていると、ちゃんと返ってくるものです。
どこで誰に見られているのかは分かりません。
誰と接する時も、明るく元気に礼儀正しくいるべきです。
それを習慣にして、次第には意識しないでもできる様にした方がいいです。
そうすると、いろんなことがスムーズにいく様になります。
最後に。
保護者への挨拶の仕方は教えてもらえません。
挨拶の仕方とかも講習があった方がいいと思います。
とても大事なことです。
他の先生に指摘してもらえることもないので、自分の挨拶の仕方が悪いとも思えません。
なので、そのままずるずるといってしまいます。
でも、ここに書いた様に幼稚園や保育園の先生と比べられているのが現実です。
テンションの高い先生と無意識のうちに比較されています。
その事実を知らないと、改善しようにも改善しようがありません。
学校評価アンケートで悪い評価をもらったとしてもそのままにしてしまっているのは、原因に気づいていないというのもあると思います。
幼稚園や保護者の先生に挨拶の仕方を教えてもらうわけにもいきません。
なので、自分で改善していくしかありません。
僕も改善すべき点はいろいろとあると思うので、日々自分の行動を疑って改善していきたいです。
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