大学の時の友達で小学校教師をやっている人と飲み会をしたのですがみんな辞めたがっていました。
僕の大学は教員採用に力を入れていました。なので、本気で先生になりたい人がほとんどでした。
それなのに、辞めたいと言う人ばかりで驚きました。初めてそんな話を聞きました。40過ぎの中堅も先生を辞めたがってしまっています。
僕らが先生になった20年前は、今より全然ゆるかったです。
例えば携帯電話。スマホでバシャって教室で何か撮ったものをテレビに繋げて、こんな感じだよみたいなこともできたけど、今はもうほんと無理です。
地域にもよるかもしれませんが、盗撮した人がいるとダメになります。私物のスマホを教室に持っていけなくなっています。
あと保護者も優しかったです。今はもう言ったもん勝ちみたいなところがあります。
昔は保護者が寛容でした。若い先生が失敗してもひどいことを言われることもなかったです。
自分の子供の利益が一番という親が増えていて、もしも不利益なことが少しでもあったらもう噛みつくのが当たり前になっています。
そんなこと言っちゃったら僕ら何も言えなくなっちゃいますよみたいなことはよく僕もあります。個人主義というか、我が子第一みたいな感じになっています。
なので、僕はいい時代に教員生活をスタートしました。
なので、そんなに辞めたい人が出るとは思わなかったけど。そんな人でも辞めたい・転職したいと言っています。
今の給得法はもうだいぶ昔の日本の状況で作られた法律です。今の時代には合っていません。
このままでは、僕らの仕事は減りません。割に合いません。ブラックでありつづけることが分かっているので、やめたいって人が増えちゃうんだろうなとは思います。
それは、若い人だけだと思ってたけども、中堅・ベテランもそうなんだなって思いました。 もうほんとに働きづらくなったって言っている同期もします。
でも、僕は今の仕事が楽しいです。お金勘定で考えていないからだと思います。仕事していくら儲けるとかじゃなくて、仕事が楽しいから、ただ単純に時間とか度外視でやっていて、ある程度の収入があるから良しとしています。