特別支援学級に在籍する子ども達の進路(高校入試編)

情緒学級

こんにちは。
とらのすけです。

前回は、「小学校から中学校へ進学」する際のことをお伝えしました。
 
前回の記事はこちらです。 
 
 
今回は、「中学校から高等学校へ進学」する際のことについてです。

ちょっとシビアです…。
 
 
まず、中学校で支援学級に所属していても、「入試」を受けることは可能です。

そして、合格基準に達すれば、当然合格できます。
 
 
ただ、言うのは簡単ですが、実際に合格する力をつけていかなければなりません。
  
 
話は少し変わりますが、支援学級に在籍する子達の進路の一つに「支援学校」という選択肢もあります。
 
ただし、「障がい者手帳」が必要です。
 
 
情緒学級のお子さんの中には、手帳を取得する基準に達しない(能力が高すぎて!?)場合が多く、僕のクラスにも取得できなかった子がいます。
 
お子さんによっては、保護者が「高校に行くより、支援学校の高等部で職業訓練を積ませたい」と考えられる場合もあります。
 
 
それは、とても良い考えだと思います。
 
 
なぜなら、支援学校では一人ひとりに合わせて支援を工夫し、職業訓練の指導法に長けており、様々な仕事場とも連携が取れているからです。
 
 
昨年度、視察で支援学校の高等部に行ってきました。
 
丁度、就職試験前だったため、面接の練習や職場体験前の指導の様子を見ることができました。
 
 
まず、通常の高校ではあそこまでのことはできません。
 
 
子どもたちにとって支援学校での3年間は、社会に出て働くための準備期間として大きな役割を果たしていると感じました。
 
 
ですが、障がい者手帳を取得できず、支援学校の入試を受けられない場合、通常学級の子達と同様に通常の高校へ入学するための入試に臨むことになります。
 
 
これ、けっこうハードルが高いんです。
 
  
まず、大勢の中で活動するのが苦手な子は、みんなと一緒に試験が受けられません。
 
コミュニケーションが苦手な子は、面接などで失敗する可能性が高いかもしれません。
 
LDの子は、せっかく力があっても特定の分野で大きく得点を落とすことになるでしょう。 
 
 
情緒学級の子たちにとって、通常学級の子たちと同じ土俵に立って試験を受けるのは、大きなハンデがあります。
 
 
ですので、ぜひ知っていただきたいことが2つあります。
 
1つ目は、今は学び方が「多様化」しているということ。
 

例えば、高校に通わなくても高校の授業をネットで受けることができます。
 
フィギュアスケートの紀平梨花さんが通っている高校は、「N高等学校」という通信制の学校です。
 
『ネットの高校、はじめました。』という書籍もあります。
 
 
この他にも、「発達障がい者向け」というよりは「不登校経験者向け」ではあるのですが、僕のいる県の取組として「学び直し」や「職業訓練」などに力を入れる指定を受けた高校などもあります。
 
 
ちなみに、そちらにも視察に行ったのですが、発達障がいのお子さんも受験をして合格しているそうです。
 
 
試験内容にも特色があり、筆記試験は国・数・英のみ(県立高校なのに!!)、作文、面接などを総合して判断してい?とのことでした。
 
 
まずは、そういった情報を集めることが大切かと思います。
 
 
2つ目は、普段からしている「特別な配慮」について。
こちらは、次回お伝えします。

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このブログはそこそこの順位になっているとは思います。ありがとうございます!このブログ以外にもいろいろと教育関係のブログがあります。

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コメント

  1. […] とらのすけです。   前回は、「高校入試」についてお伝えしました。   前回の記事はこちらです。       今回は、入試の際の「特別な配慮」についてです。     […]

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