特別支援学級に入級・転籍するには?【先生編】

情緒学級

こんにちは。
とらのすけです。

前回は保護者向けの内容でした。 
 
特別支援学級に入級・転籍するには?【保護者編】
 
 
今回は先生方向けとなっております。
  
 
先生方は、入学前のことについてはほとんど介入できないため、実際には通常学級から支援学級に転籍する時に関係があります。
 
 
ご自身のクラスの中に、こんな子はいませんか?
 
苦手な学習はやりたがらない。
 
離席が目立つ。
 
教室を飛び出す。
 
集団の場が苦手。
 
キレて手や足が出る。
 
該当学年の学習についていけない。
(該当学年よりも2学年以上の差を感じる)
 
友達とのトラブルが多い。
 
相手の立場に立って考えるのが苦手。
 
国語で、登場人物の気持ちを考えるのが苦手。
 
文字を整えて書くことが苦手。
 
音読が苦手。
 
黒板の文字を写すのが苦手。
 
ケンパーやなわとびが苦手。
 
音や匂い、触った感覚などに過敏性が見られる。
などなど…。
 
 
当てはまる項目がある子みんなが、支援学級が適しているわけではありません。
 
 
ですが、何かしらの「支援」を必要としてることは間違いありません。
 
これらの他にもいろいろとありますが、「この子、こういうことで困っているんじゃないかな?」とか、場合によっては先生方が「この子のこういう面は困るなぁ」と感じることがあれば、校内の特別支援コーディネーターに相談するべきです。
 
 
また、僕の自治体では定期的に県のアドバイザー(特別支援の専門家)や、申請すれば地域の支援学校の先生が様子を見に来てくださいます。
 
そういう機会を活用して、その子は特別な支援が必要な子か、どんな支援が効果的なのかアドバイスしもらうと良いです。
 
 
何でも自分で抱え込まず、「この子のこういう面は甘え(怠け)だ」などと思い込まず、複数の目で子ども達を見ていくようにします。
 
 
日本の特別支援教育は、アメリカなどと比べると随分と遅れをとっています。
  
 
アメリカでは、それぞれのニーズに合わせた支援をすることが普通です。
 
日本は、良くも悪くも「みんな一緒」という考えが根強いです。
 
 
ですから、担任の先生方は支援を要する子の「特別扱い」(本当はそうじゃありませんが…)を認めたがらないし、保護者も「みんなと一緒がいい」という考えから抜け出せません。
  
 
僕のクラスに転籍になった保護者の方々からこんなことを言われたことがあります。

「通常学級にこだわっていたのは、親のエゴでした。子どもの困り感を考えていませんでした」
 
 
その方々は、通常学級と支援学級でのお子さんの様子を見比べて、実感されたようです。 
 
その子にとって、どういった環境で学習するのが良いのか、丁寧に考えていくことが大切だと思います。
 
 
ただし、その際に重要なことがあります。
 
 
それは、「支援学級につなげるまでに、通常学級ではどんな支援をしてきたのか」ということです。
 
 
担任の先生が、その子にどんな支援をしてきたのか。
どんな試行錯誤の上に、その支援をすることを決めたのか。
管理職や職員には周知されているのか。
 
 
「それらでは十分とは言えないから、支援学級が適している」と保護者に説明ができなければ、保護者は「うちの子は排除された」と思ってしまっても不思議ではありません。
 
 
実際、担任の先生方も困っているのだと思います。
 
 
でも、それを解消するのが支援学級ではありません。
 
 
本人の困り感、保護者の困り感に寄り添う「選択肢の一つ」が支援学級なので、そこを間違えないようにしたいところです。

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