発達障害の子どもたち(講談社現代新書)毎年1回読んでいる本

読書

 
こんにちは。
とらのすけです。

今回ご紹介するのは、『発達障害の子どもたち』(講談社現代新書)です。
 
僕は、毎年1回はこの本を読むようにしています。
購入したのが12年ほど前ですから、12回くらいは読んでいることになります。
 
10年以上前となると、情報としてはだいぶ古いと思われるかもしれません、
 
 
しかし、特別支援教育を勉強するにあたり、「基本のキ」が学べると思っています。
 
 
第1章で、筆者(発達障害専門のドクター)が患者のご家族からいただく意見を紹介されています。
 
 
みなさんは、どう思いますか?
YesかNoでお答えください。
 
 
発達障害は一生治らないし、治療方法はない
 
発達障害児も普通の教育を受ける方が幸福であり、また発達にも良い影響がある
 
特別支援学校卒業というキャリアは、就労に際しては著しく不利に働く
 
なるべく早く集団に入れて普通の子どもに接するほうがよく発達する
 
偏食で死ぬ人はいないから偏食は特に矯正をしなくて良い
 
幼児期から子どもの自主性を重んじることが子どもの発達をより促進する
 
 
これらについて、杉山氏は、次のように述べています。
 
「これらはすべて、私から見た時に誤った見解か、あるいは条件付きでのみ正しい見解であって一般的にはとても正しいとは言えない。」
 
えっ?そうなの!?
と思う項目があったなら、ぜひ読んでみることをお勧めします。
 
 
僕は、この本を読んだことで、発達障がいについてだいぶ理解を深めることができたと思っています。
 
 
また、この本を読んで衝撃的だったのは、「発達障がいのある子は、虐待を受けている可能性が高い」ということと、「虐待を受けた子どもの中には、発達障がい(ADHD)の診断基準を満たしている子もいる」ということです。
 
前者は、なんとなく想像できます。
ご両親にとって「育てにくい」お子さんに対し、手が出てしまうということです。
 
 
後者は、初めて知りました。
 
つまり、虐待を受けると、定型発達のお子さんでも、ADHD児と同じような症状が見られるようになるということです。
 
 
子どもの行動から「あれっ?この子、多動傾向があるなぁ」と思うだけに留まらず、「もしかしたら、虐待を受けている可能性もある!?」という見方もできるということです。 
 
こういった知識は、ちょっと本を読んだだけで身につくものではありません。
 
 
常に情報をアップデートして、実践の中で自分が経験してはじめて身につくと思っています。
 
僕も、勉強の日々を送っています。
 
 
特別支援教育に関する本でオススメの2冊【冬休み中の読書】

・2つのブログランキングに参加しています。 
 
その1 
にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
 
その2
 
 
このブログはそこそこの順位になっているとは思います。ありがとうございます!このブログ以外にもいろいろと教育関係のブログがあります。

読書
tommyをフォローする
特別支援学級(情緒学級・小学校)の担任、とらのすけのブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました