僕が情緒学級で働き始めた理由(教師になって16年目)

情緒学級

こんにちは。
とらのすけです。
 
 
教師になって、16年目になります。
1年間行政職に就いていたので、担任は15回目です。
  
 
一昨年の2学期、校長先生に突然呼ばれました。
 
 
校長先生
「うちの学校に情緒学級を作ろうと思うんだよね。来年度、情緒学級を希望するお子さんが入学してくる予定なんだ。それに、校内でも必要としている子がいると思うんだよね」  

「そうですね〜。確かに、支援学級で環境を整えてあげた方がいい子、いますよね〜」
 
 
校長先生
「でね、立ち上げとなると教室の備品を整えたり、クラスの仕組みを作ったり、もちろん指導の仕方も確立しなきゃだよね」
 

「…そうですね」
 
 
校長先生
「特別支援学級は、通常学級で上手くいかない先生が…という話も聞くけど、そうじゃないよね。特別支援学級こそ、様々な経験をしている先生に担任してもらいたいと思っているのよ」


「…私もそう思います」
 
 
校長先生
「だからね、あなたにお願いしたいんだよね」


「…何をですか?」
 
 
校長先生
「情緒学級の担任を」


「…私ですか!?」
 
 
校長先生
「そう。ダメかな?」


「…いや、ダメじゃないですけど…」
 
 
その後、数回校長室に呼ばれて説得されました。
 
当時6年生の担任をしており、2学期なので卒業式のことも、次年度のことも、全くイメージできていない状態でした。
 
 
しかも、その時点では情緒学級が新設されることは未定であり、市教委に申請を出し、校長先生自らが新入生の保護者や校内の転籍候補の保護者にアプローチしているところでした。

学級が増設されると、当然ですが職員が1人増員されます。
学校現場は、本当に人手不足。
この「1人」が大きな違いなのです。
 
 
もちろん、「困り感」のある子ども達のために、集団ではなく個別に学習できる環境があることは重要です。
 
 
未だに日本の教育は、良くも悪くも「みんな一緒」を良しとする風潮があります。
 
そのため、保護者も(場合によっては教職員も)「特別支援学級に入れるのは…」と、拒否反応を示す場合が多いです。

そういう環境をちょっとでも変えたい。
  
 
また、支援学級担任の立場から、通常学級で支援を要する子達の力になりたい。
 
このような思いから、校長先生からの要請をお受けすることに決めました。

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