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特別支援学級の保護者対応方法、自分よりも知識のある場合【自己流禁止】

 
支援学級の先生は大変です。
大学でそういったことを習っていないのに担任になってしまいます。  
 
だから、あまり知識のない状態で始まってしまうこともあると思います。 

でも、保護者は子どもの障害について学んでいることもあります。
その知識をすごい出してくれる人もいます。 
 
 
知識がないとしても、そういった保護者といい関係を築くことはできます。
その方法をここでは紹介します。 
 

特別支援学級の保護者対応方法、自分よりも知識のある場合【自己流禁止】

知識がとってもある保護者

支援学級の保護者は、特別支援の知識が全くない人が多いです。
そういった場合はこちらに知識がないとしても、いろいろと突っ込まれることはありません。
  
でも、知識がとってもある保護者もいます。
そういった人は入学の最初から支援学級を希望します。 
 
多くの保護者が偏見を持っていて、なるべくなら普通学級で様子を見たいと思うはずですが、そうではない人もいます。 
 
それは、自分で勉強をしているからそう思えます。
そういう方たちは、かなり本を読んでいます。
 
  
自分の子どもにとって本当にいいのは普通学級よりも特別支援学級だということを学ぶことで知っています。  
 
そういった意味では納得済みで入ってもらえるのは良いことですし、心強くもあります。
 
でも、困ったことも起きます。
  



とにかく聞くしかない

知識を持っている保護者の中には、その知識をひけらかしてくる人もいます。
  
でも、それはこちらを見下して言ってきているという感じはしません。
 
 
多分、一生懸命学んだのでそれを認めてほしいんだと思います。
 
だから、知識で対抗しようとする必要はありません。
自分に知識がないことを積極的に伝える必要もないですが、ちゃんと聞くことが大切です。
  
そうすれば、自分の話を聞いてくれる人となります。
 
話を聞いてくれる人というのを好きな人は多いです。
気に入ってもらうことができると思います。
  



自己流は禁止

支援学級の担任になった時に一番いいのは、自分もそういう本を読んだりして知識を得ることです。 
  
でも、そういうことができていない状態で担任になることもあります。
そういう先生がそういう保護者にあたった場合は、いろいろと言われてしまうかもしれません。
  
なので、この場合は自己流みたいなものは出さない方がいいです。
「僕はこう思います!!」という主張はいりません。 
 
そうではなくて、知識のある保護者のいいなりになってしまった方が楽です。
 
 
何かを言われたら、その通りにやってみた方がいい関係を築けます。
本当はこちらが提案するのがいいけど、まずは聞いて同じ様にやってみます。
  
それで、時間がある時に、知識をつけるために勉強すれば無理なく指導をつづけていけます。
知識がついてきたら、こちらからの提案もすることができます。
 
 
支援学級の先生は、子供たちがいる時はトイレも行けないぐらいに忙しいです。
でも、放課後はわりと余裕があったりするので、勉強ができます。
  
知識は身を守ります。  
 



 

支援学級を担当して時間が取れてから勉強する

僕は勤務時間外に勉強をすることをやってきたし、今もしています。 

必死にやっているというよりは、やりたいからやっているのでストレスはありません。 
 
無理のない範囲で勉強しています。
1日30分でもまったく違うのを感じています。 
 
でも、そこまでやる必要があるのかは疑問です。 
  
自分の時間を削ってまで勉強しないと認めてもらえないんだとしたらおかしいです。
 
  
先生という職業は忙しすぎます。 
 
まったく知識のない支援学級の担任を担当することになることもあります。
でも、その場合は、自分の時間に勉強をしないといけません。 
 
なので、根本的に変える必要はあると思います。 
 
 
だから、知識がないとしても、それで引け目を感じることはありません。
それが普通です。 
 
特別支援学級を担当する前は普通学級だったと思うので、放課後は時間もないはずです。 
 
勉強する時間を取れません。 
 
 
でも、特別支援学級を担当する様になってからは、放課後は時間が取れます。
担当する子どもが少ないので、その分時間ができます。 
 
なので、それから勉強を始めるのでも遅くはないです。 
 
実際に支援学級を体験してからの方が学びたいことも分かるし勉強に身も入ります。 
 
 
知識のある保護者がいたら、ヤバいと思うかもしれませんが、そこは聞いて頼れば大丈夫です。
 
そんなことをしながら勉強を進めて知識をつけていきましょう。 
 

最後に。

年を取ったせいか、自分を主張したい気持ちが減ってきました。 
 
周りの人にいかに頼って生きていこうかを考える様になりました。 
 
そっちの方が楽だし、がんばりすぎなくてもいいです。 
 
がんばりすぎている時は、ストレスがたまって、人や子どもに当たりたくなることもありました。 
 
 
知識がある保護者がいたとしたら、負けない様に無理して勉強していたと思います。
でも、今は頼る様にしています。 
 
勉強は無理なく進めています。
それでもちゃんと教師生活を送れています。 
 
こんな感じでよかったんですね。